Dear Dan & Yuri
2017年7月13日 相 唯信、淑子
Dear Dan & Yuri
拝復
かねてより、是非一度は訪れたいと思ってました「モロカイ島」でした。
モロカイ空港へ着くまでは、他にツアー客もなく少々不安もありましたが、あなた方
のお出迎えをいただいて、何故かその不安もなくなり、限られた時間でしたがおかげ
さまで有意義なツアーを一人占めできたように楽しむことができました。
本日は、お手紙並びに写真、そしてモロカイ島の香りを送りいただきありがとうございました。
写真を見ていると、その時の思いが新たによみがえってきて、今まででにない心に残る
良いご縁の旅をさせていただいたと心から喜んでおります。
制限時間いっぱいに多くの場所にご案内いただき、島の人々の気持ちも含めて詳細な
ご説明をいただき、人間が忘れてしまっている大切なことを今なお生活の上で実践
されていることに心から驚きとともに感銘をいたしました。
ご案内いただいた場所に落ちてたゴミをそっと拾って、ご自分の車の中に入れられた
Danさんのすがたも印象に残っています。
私たち浄土真宗の教えの中にも、日々の暮らしは感謝と慚愧の生き方(おげさまで ありがとう)
がたいせつであることを教示してますが、現実の生活は三悪道(地獄 餓鬼 畜生)という
自己中心の生き方で、島の皆様の生き方を学ばせていただかねばなりません。
兎にも角にも、あなた方からいただいたご親切の数々は決して忘れることはないでしょうし、
帰りに頂いた「パパイア」は、ホテルの冷蔵庫に冷やして娘の家族と一緒にとてもおいしく
いただきました。更に、飛行機が離陸して間もなく、空港近くで手を振っていてくださったお二人の
すがたが機上からはっきりと見えた時、何故か涙が出ました。
ヤシの実の手紙も、家に帰って一週間後に届き、孫達も本当にハワイから来たのかと
不思議そうに見ていました。
終わりに、色々本当にお世話になりました、再度モロカイ島を訪れる機会があれば、仰るように
海の中にもご案内いただければいいなと思います。
以上、重ねて心よりお礼申し上げ、皆様のご自愛専一を念じあげます。
合掌