To: Dan & Yuri

DAN&YURI
TAK こと塚谷卓郎(つかたに・たくろう)です。
無事、どうにか日本に戻りました。
あの聖地、いまだに目に残っています。
黒い岩の積まれ方、日本の城を思い出し、やはり同じDNAのなせる業だと直感しました。
いずれにしても、貴重なところへ連れて行っていただき、感謝しております。
また、お二人が親としてもカップルとしても
大変に見事で爽やかで真っ当で、感銘を受けました。
さて、モロカイ・ホテルのロビーで本をお渡しした時、
最終日で疲れ切っておりました。
そのため、お伝えしようと思っていたことを忘れてしまいました。
それを以下に記します。
なお、東京で大手の本屋を回って探しましたが、
モロカイについて触れているのは、あの2冊だけでした。
「地球の歩き方・ハワイⅡ」ですが、このシリーズは、
ことに中高年はお世話になっているはずです。
何年も前のことですが、仕事でボストンに長期滞在する必要があり、
ボストン版でB&Bを見つけました。
ユダヤ人の旦那と別れるときに、ぶんどったという、お屋敷で日本婦人がやっている宿です。
3か月いましたので、彼女と親しくなり、いろいろな話をする機会がありました。
その中で、「地球の歩き方」に載ったおかげで、商売が軌道に乗ったと言っていました。
よく憶えていないのですが、その時、出版社にお金を払ったというような話だったと記憶しています。
モロカイというのは素晴らしい、特別な場所です。
ただし、本当の良さを知るのは外部の人間には難しい。
情報が少なすぎて古すぎて、ことに中高年は往生します。
私も、お二人にお会いしていなければ、B&Bでオーナーの息子を
毎朝たたき起こして、朝食を食べたという「強烈な印象」しか残らなかったかもしれません。
しかも、島で食べたフルーツは、いただいたパパイヤ(?)とスイカだけでした。
あなた方のサービスはその意味で貴重だと信じます。
若い人に、もっともっと知ってほしい。
タイム・スリップするようで、あたふた生きるだけじゃない道があるんだよ、と。
ですから、若い人向けの雑誌出版社に連絡して、記事にしてもらうのも一案かもしれません。
いろいろと既にお考えのことと存じますので、余計なことを申し上げました。
御礼とともに、
ご家族ともどもHAPPYに過ごされるよう祈っております。
TAK 1/29/2017